気象予報士・ 基本情報技術者




◎気象予報士


名前をよく知られている資格に気象予報士があります。
他の国家資格に比べて気象予報士はまだ新しい資格ですが、
この資格が誕生したときにテレビで活躍していた
お天気キャスターが取得に走った結果、
現在のように知名度が上がりました。

気象予報士の主な仕事は、気象庁から提供される数値予報結果や
気象衛星、気象レーダー、アメダスなどのさまざまな観測データを総合的に判断し
予測業務を行ないます

それらの気象情報を、流通、レジャー、船舶、建設など、情報を
必要とする人たちのニーズに応じて加工して提供
します。

勤務形態を見てみると、民間の気象会社へ就職するのが一般的ですが、
新規採用は多くないようです。
他には公務員として就職し、気象庁職員になるという方法もありますが、
こちらも絶対数は多くありません。

天気予報を仕事にしたい、と強い意志がある場合は、
国家公務員試験を経て気象庁に入ることを目指すのが一番です。
また、テレビやラジオで天気予報をするには、
アナウンサーとして局入りするか、タレント性のある民間気象会社に
就職することが前提です。

こうしてみると、気象予報士は資格を取っても、
それを仕事につなげるのはなかなか難しいかもしれません。
合格者の多くがペーパー予報士、というのもうなずけます。
気象予報士のタレントもいることから、話題作りのために受験する人もいます。
合格率が4パーセントほどの難しい試験に合格するのは
並の努力ではないでしょう。


◎基本情報技術者


IT系の資格の中で最も人気の高いものは基本情報技術者の国家資格です。
基本情報技術者の資格を取得することは、
プログラマーやシステムエンジニアになるための第一歩です。

この資格の受験者を見てみると、学生やスキルアップを目指す社会人、
またIT企業への転職を希望している若い世代の人が大半
です。

パソコンや情報処理、などと聞くと、どうも理系色が強いように思いますが、
パソコンに興味があり意欲さえあれば、特に問題はありません。
テキストの理解と暗記に努めることで、試験は突破できます。

試験の内容は、情報処理の技術全般に関する基礎知識、
上位技術者の指示に従ってプログラム設計書を作成する、
選択したプログラム言語を使ってプログラムを作成・テストする
、などです。
今は企業だけでなく、小さな商店にまでパソコンが導入されている時代ですので、
情報処理系の資格を取得することで、就職や転職、キャリアアップにも
大いに役立ちます。

しかし一方で、この資格がどれほどの効力を持つのか、
疑問に思います。
その理由として、試験内容がコンピューターについての
広く浅い知識をベースにしていること、実技試験がないこと、
実際の業界では製品に則さない知識は即戦力にならないこと
、などが挙げられます。

初めから高度な知識と技術を持った人材のみを採用しようとすると、
それこそ業界側も人手不足となって困る結果になります。
それにもともと1つのプロジェクトごとに集合離散を繰り返す
コンピューター関連の仕事では、各人のキャリアはその繰り返しによって
築かれていきます。

つまり、効力が疑問視されながらも依然この資格が人気を保っているのには、
業界へのエントリーシートを獲得するという意味で資格取得を目指す人たちが
大勢いる
からなのです。




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